成長期の治療は、顎骨の成長を促し、大きさとバランスを整えます。
骨格のバランスにアプローチできるのは、この時期だけになります。
1人1人に合った装置を作成して使用して頂きます。装置は大きく分けて、取り外し可能なものと取り外し出来ないものの2種類です。
取り外し可能な装置の例
装着時間の目安は8時間で、基本的には就寝時間のみ使用していただきます。
色を選んでいただき、お好きな色で作成します!
取り外しできない装置の例
1日中装着するタイプの装置です。弱い接着剤でつけます。
バネの力で歯並びの横幅を広げます。
一期治療の来院頻度は、多くの場合、1か月に1回です。
治療の状況によっては、来院間隔が伸びることもあります。
12歳前後で全て永久歯に生えそろったら、再度、精密検査をして分析し、二期治療が必要か判断していきます。
歯並びのがたつきやねじれを改善します。
Ⅰ期矯正からのステップアップ、もしくはⅡ期治療からスタートする場合があります。
1人1人に適した装置はありますが、基本的には、お好みの装置を選んでいただきます。
マウスピース矯正(インビザライン)
装置がいつでも取り外しできるので、装置に食べ物が挟まったり、食後の歯磨きが難しいということがありません。
また、マウスピースが透明なので、目立ちにくいです。
他の装置と比べて、痛みや違和感が少ないのも嬉しいポイントです。
装置の使用時間を守っていただく必要があり、目安として1日20時間以上の装着が必要になります。
また、著しく歯が凸凹していたり、傾いている歯がある場合はマウスピース単独では治療が難しいことがあります。
表側の矯正(審美ブラケット)
原材料の多結晶アルミナは、不浸透性なので食品による染色、変色がありません。
歯磨きする時も汚れが落ちやすく、清潔です。
当院で使用しているDAMONブラケットは、弱い矯正力で歯の移動を行うことが出来ます。
以前の装置に比べて歯の痛みや歯周組織の負担が少なくなりました。
従来のブラケットに対して少し厚みがあるため、唇に触れた時の違和感があります。